宮崎グルメといえば、宮崎牛やチキン南蛮が有名ですが、近年餃子にも力を入れていることをご存知でしょうか。
2020年上半期の餃子の消費量は、宇都宮市と浜松市を超えて、宮崎市が見事1位を獲得しています。
町おこしの新たなグルメとして注目される「宮崎餃子」。
宮崎産のブランドポーク、甘くて柔らかいと評判の宮崎産キャベツを使った餃子が食べられるお店を、今回はご紹介します。
屋台骨
宮崎市内に4店舗、県内に1店舗を展開する人気ラーメン店でもある「屋台骨」は、宮崎餃子にも力を入れています。
実はこちらの統括マネージャーの方は「宮崎市ぎょうざ協議会」の代表。
人気ラーメン店と餃子のスペシャリストがタッグを組んだ、と話題になったお店です。
宮崎とんこつラーメンの美味しさもさることながら、こだわり抜いた宮崎産の新鮮な食材を使った餃子は、ぜひとも食べて貰いたい一品。
宮崎餃子はラードを使って焼き上げるため、パリと焼き上がった皮に、風味と甘味がプラスされてコクのある美味しさです。
こちらでは、毎日の鮮度にこだわって自社工場で手仕込みで作られています。
そのため、宮崎餃子が食べられるのは本店のみ。
おうちでも食べられるようにと、オンラインストアでも冷凍餃子が販売されています。
ラード付き、スタンダードな餃子とニラ餃子の食べ比べセットもありますので、お店の味を家庭でも楽しんでみて下さい。
風来軒
宮崎市内に4店舗を展開する「風来軒」は、ラーメン店としても評判の高いお店。
こってりスープに柔らかチャーシューが人気のラーメンは、脱サラした店主が夜な夜な試行錯誤して作り出した至高の一杯です。
ここで作られる宮崎餃子もまた、米粉入りの皮に、餡は新鮮な食材の美味しさを引き出すために薄味にするなどと、店主のこだわりがみられます。
パリパリの羽付きで焼き上げた餃子は、噛むと肉汁とキャベツの甘味が広がりジューシーな味。
コスパも良く、ラーメンと共に一緒に食べる方も多いようです。
こちらの餃子も、オンラインストアで販売中。
20個たれ付きで600円という、かなりお値打ちな価格ですので、気になる方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
餃子専門店 黒兵衛
宮崎市の中心部に位置する西橘通り、通称「ニシタチ」は宮崎最大の歓楽街です。
そんな栄えた場所にお店を構えるのが、黄色い看板が目印の「餃子専門店 黒兵衛」。
宮崎市内にもう1店舗を展開するこちらは、餃子とドリンクメニューのみで勝負しています。
ひとつひとつ丁寧に手包みされた餃子は、カリカリの皮にキャベツ多めの期待を裏切らない美味しさ。
油控えめに焼き上げているからか、比較的さっぱりとした味わいで何個でも食べられる餃子です。
宮崎にキャンプに訪れる野球選手もみえるようで、店内には所狭しとサイン色紙が飾られています。
テイクアウトも行っており、持ち帰りだけでなく地方発送も可能。
電話にて連絡すれば1人300個まで対応してくれます。
宮崎市の老舗ともいえる餃子専門店、歓楽街の雰囲気も楽しめる素敵なお店です。
たかなべギョーザ
キャベツの生産量がトップクラスの高鍋町で創業して以来、40年以上愛されてきた餃子メインのお店「たかなべギョーザ」。
大きな看板が目印のお店の前には、駐車場も完備されています。
こちらのお店は、高鍋町を代表する宮崎餃子として「マツコの知らない世界」で登場、絶賛されたことも。
餃子の皮、餡、ラー油も全て自家製で、お持ち帰りで冷めてしまっても、餃子の皮が硬くならず美味しいままなのが人気の秘密です。
スタンダードな焼餃子は、もっちりとした皮が美味しく、食べ応え抜群。
エビと大葉の風味が食欲をそそる「上海棒餃子」もおすすめです。
お持ち帰りもありますが、事前に電話予約しておいた方が受け取りがスムーズ。
オンラインストアでも冷凍餃子を販売しており、スタンダードな焼餃子と上海棒餃子、両方が購入できます。
餃子の馬渡
「たかなべギョーザ」と同じく、高鍋町を代表する宮崎餃子としてテレビで紹介されたのが「餃子の馬渡」。
市内に3店舗と、餃子の製造工場を持ち、その日仕入れた食材の美味しさを引き立てるよう丹念に餡を作っています。
それは餃子の皮も同じで、その日使う分だけを生産するという徹底ぶり。
新鮮な食材でその日に作られた餃子は、何もつけないで食べても美味しさが感じられます。
お店では、焼餃子、揚げ餃子、水餃子の3種類を楽しめます。
また、ガツンと食欲を満たしたい方におすすめなのが、手羽先の中の骨を抜き、餃子の餡を詰めた「元祖手羽餃子」です。
香ばしく焼き上げた手羽先の中には、キャベツの甘味がジューシーな餃子の餡。
おつまみとしても人気ですが、ご飯にもあうおかずとして子供にもおすすめです。
オンラインストアでも、冷凍餃子と冷凍手羽餃子は販売されています。
食べ比べセットや、お店の看板メニューが入ったギフトセットも販売中。
テレビでも絶賛されていた味を、おうちでも楽しんでみて下さい。
831GYOUZA(生餃子製造直売 ハチサンイチ)
写真映えしそうな可愛らしい色とりどりの餃子が人気のお店「831GYOUZA(生餃子製造直売 ハチサンイチ)」。
宮崎で育った野菜をたっぷりと楽しんで貰いたい、というコンセプトで作られた餃子は、季節の旬野菜が皮に練り込まれています。
具材も種類が豊富で、お肉の他にエビやパクチー、キムチや梅しそなど、どれも可愛らしくて選ぶのに悩みそうです。
皮は餅米を小麦粉に混ぜて、もっちりとした食感となるよう仕上げてあるのがポイント。
もちろんシンプルな焼餃子も販売されており、コラーゲンスープが練り込まれたジューシーな餃子が楽しめます。
店内でも食べることができ、定食メニューも充実。
こちらでは餃子に合うトッピングも新提案しており、ネギおろしやチーズフォンデュ、サルサソースといった、ちょっと変わった味付けも楽しめます。
持ち帰りでもポーションパックとして販売しているので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
ぎょうざの丸岡【※持ち帰りのみ】
店内でイートインできるお店ではありませんが、お持ち帰り餃子としてはとても美味しいのでご紹介させてもらいました。
テレビでも取り上げられ、芸能人にも人気のある「ぎょうざの丸岡」。
宮崎市内だけでなく、九州地方や近畿地方にも店舗を拡大しているお店です。
販売のみの店内は、冷凍の生餃子だけを取り扱っており、巨大な業務用冷凍庫の中に所狭しと餃子が並んでいます。
餃子1個当たりの単価は30円以下。
高コスパであるため、お店を訪れた方は友人にもお土産にと、大量に購入されていく事が多いようです。
焼き上げると皮はパリパリ、シャキシャキとしたキャベツの甘味が楽しめる、野菜多めの餃子です。
餃子を購入される際は、一緒にオリジナルの「餃子たれ」も買うのがおすすめ。
柚子胡椒や味噌だれ、スープ餃子として食べられるスープの素まで販売されています。
オンラインストアでも購入できますが、予約は1カ月先まで埋まっているため、到着はそれ以降になるようです。
まとめ
今回は、宇都宮市と浜松市を抜き、初めてトップに輝いた「宮崎餃子」についてご紹介しました。
歴史は浅いですが、地元の新鮮な食材にこだわった餃子の味は、全国にも広がりつつあります。
餃子という誰からも愛されるメニューのお店が、今後も宮崎市内に増えることでしょう。
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